人生はっぱ隊 カベルネ『アリアンロッド2E』
名前:カベルネ
年齢:50歳(外見25才)
性別:男
種族:エルダナーン(エルフ的存在)
職:メイジ/サモナー(炎と蛇の魔法使い)
外見的特徴:黒髪、紫藍の目、白い肌。(陰気な雰囲気なので、不健康に見える)
ライフパス:両親が犯罪組織に手を染めていたため暗部を見て育ったが、諸事情により逃げて(渡来)してきた。
金銭に執着する目的は誰にも話さない(PLも知らない)が、金銭はカベルネにとって大切なようだ。
感想:記念すべき初の全滅を体験したPCである。
キャラクターはセッション当日にフルスクラッチ。
ルールブック1に掲載されているダンジョンシナリオは、毒合戦になるも勝利。
問題の全滅シナリオは、ルールブック2に掲載されているシティシナリオ。以下ネタバレを含む。
シティシナリオは、NPCと会話があるから自分のPCのキャラクター像をつかむのにちょうどいい。
そんなこんなで、NPCと会話すると、若干内弁慶気味な守銭奴ということが分かった。
年離れた若い友人NPCが「冒険者になりたい」と目を輝かせて語れば、「頑張れよ」と応援する反面、
パーティ・メンバーが金銭報酬の確約なく、仕事を請け負ってくると「ただ働きを持ってくるたぁ、どういう了見だ!」とキレる、道を外しかけているエルダナーン。
「世の中、金だよ! 金!! 金がねぇと何もできやしねぇんだよ!!」
何があったんだこいつ。
まあ、請け負えばある程度はまじめに捜査はしていたと思う。
門番に絡んで、暴言を吐きそうになったりしたけど。
ちなみに、友人NPCが「早く冒険者になりたい」と夢を語ったとき、頑張れと応援すると同時に「早くお前も、冒険者になって、俺を補佐してくれよ」などと言うオープニングだったので、友人NPCの死亡フラグかと思ったら違った。
自分の死亡フラグだった。
3回あった戦闘で、死にかける、死にかける。
1回目。「お前が一番柔らかそうだ」と敵に斬撃の集中攻撃。戦闘終了時、HP4程度。
2回目。「よくも身内を殺したな」と恨まれて範囲攻撃。戦闘終了時、戦闘不能。
3回目。ラスボス戦闘。ボスの全体攻撃ブレス+炎の気配(炎の魔法をよく使っていた)を感じたらしい水の精霊から集中砲火。
⇒ぎりぎり生きている。
その時点で生還できる光を感じない。
最悪全滅してもシナリオ的にラスボスを倒せればPCが死んでも、国が炎上ということは免れるだろうという目論見の中で、仲間に特攻(すべてのフェイトをぶっこみ)を提案。
1ターンキルを目指す。
⇒無理でした。
近接攻撃の仲間2人が敵との間に立ちひきつけてくれるも、次々と目の前で倒されていく。
歯を食いしばって最後の魔法を放ったが、ボス倒れず。
そして、最後はボスの直接攻撃を喰らい、死亡。
ボスを倒せず、国は炎に包まれた。
GM曰く、ラスボスはあと2点で倒せたらしい。
原因はぶっちゃけ、成長の仕方を間違えた。(攻撃回避に必要な敏捷を伸ばさなかった)
おかげさまで、回避値は2d+2、最大14(むしろクリティカル)という鈍亀くんに成長。
挙句に、MPポーションを大人買いしているために金がなくて紙防御で実に人生はっぱ隊(ダメージ軽減2点。死亡時は5点)。
むしろ1つシナリオを終えているために金銭的余裕があったのに、ろくな装備をし損ねたのが影響。
無意識にアコライト(僧侶)やウォーリア(戦士)のフォローがあってしかるべきという、甘え根性の集大成的ミスである。
自分を守る魔法はいらないけど、防御点は伸ばせただろ!
教訓
まずは生き延びることを前提にすること。防御と回避は大事。
ボス戦は、できる限り回復した状態で当たること。